一橋大学でインプロ(即興演劇)を勉強しているゼミと、即興実験学校の合同パフォーマンスに行ってきた。
コリダー(数回のやりとりだけの短いシーンを次々につくっていく)や、さしすせそ禁止ゲームなど、知ってたけど忘れてたエクササイズの面白さを再確認。あとモバイルパソコンをオペレーションに取り入れてるところのなんかが興味深かった。
終わりにやったシェアリング(ふりかえり)で印象に残ったコメントがあった。
「怒る演技ってけっこう楽しい」みたいな話。
そう、おれも前にそれをすごく感じたことあった。なんでかよくわからないんだけど。
一応分析してみると、相手を受け入れなくていい、ということは自分が変化しなくていい、未来をコントロールできるというやりやすさだったり(インプロの約束事としては普段はNGなだけに)。喜怒哀楽のなかでは多分一番演じやすい感情でもあるし。それでいて、日常であまり体験することのない振舞いだからだったりもする(怒りっぽい人は別として)。
「怒り」は、うまくつきあえれば有用な面もある感情かも。そしてかなりデンジャラス。
ちょっと麻薬を彷彿とさせなくもない。
▼│posted at 11:25:38│
コメント 4件│
トラックバック 0件│
▲
≫溶けた
URL│posted at 2006-01-20(Fri)23:11│
編集
一橋にそんなゼミがあるの?
いいことだな。
権威付けられて固定化する恐れはあるが。
得体の知れないものが存在できる世の中がいい世の中だ。
≫佑
URL│posted at 2006-01-21(Sat)00:24│
編集
「得体の知れないもの」て(笑)
いやでもほんと、そうかもね。得体の知れないものが存在できる「遊び」みたいのがあったほうがいい。潔癖すぎは病気。
≫さくさく
URL│posted at 2006-01-22(Sun)01:03│
編集
カニクラブのワークショップで「いやだ、だって〜もん」とNOとその理由を伝えて、NOの理由を解決した別のオファーをしてもらうゲームがありますが、そういえば「NOが言えるってけっこう楽しい」という声がありました。インプロはもちろん、日常でもタブーに近い行為だけに、ある種の爽快感はあります。たしかにタブーの感情表現って、はまり過ぎると危ない感じがしますが、それさえも楽しめるのがフィクションの世界かもしれません。感情って呼吸のように吸ったり吐いたりするもので、どちらに偏っても何かが溜まってしまうのかな、と思います。
≫佑
URL│posted at 2006-01-22(Sun)01:49│
編集
ああ、フィクション! だね、鍵は。その場だけのつくり話だから自由にあれこれできちゃう。それができる演劇やインプロって、なかなか大したものかもやっぱ。
怒るのとかNOを言うワーク、俺も多分好きなんだろな。普段やらないタチだけに(笑)